在庫連動・在庫連携システムを導入して
在庫一元管理を実現できているところと、そうでないところでは、
作業スタッフの苦労が全然違ってきます。
実店舗用の在庫と通販用の在庫は、分けて管理でいいかも知れませんが、
複数の通販ショップの在庫管理くらいは分けておきたいですよね。
そうでないと、複数モールへの出店が当たり前になってる今、
その煩雑な作業がネックで(あるいは面倒で憂鬱で)
スピーディーに出店していけない、ということになってしまいます。
逆に、既に何らかの在庫連動・在庫連携システムを
導入できている通販会社にとって、
新規出店の準備というのは「ほとんど前回流用」といった感じ。
あまりストレスもなく、気軽にスムーズに出店できて、
当然売上もあがっていきます。
あまり売れないサブ的なショップには手間をかける事もなく
在庫を割り当てることもしなくて良い=放っておけばよいのです。
(↑売れた時だけシステム使用料等が発生する通販システムの場合)
この差は大きいです!
というわけで、在庫連動システムについて調べてみようと思います。
今回は「速販」について。
ネットショップ de 快速販売「速販」はパソコンにインストールして使う専用ソフトです。これがあれば、データ管理用ソフト(ACCESSやEXCEL等)も必要ありません。
「速販」は、ECサイトの管理ツールの仕様が変わったり動作不具合が発生すると、更新プログラムが 自動的に配信される 「コンポーネント配信型ASP」なので、一度インストールしたら、常に最新版の「速販」が動いてくれます。
1)初期導入費用14700円
2)月額わずか4200円
3)一度の操作で複数ECサイトへの商品掲載、注文取込が可能!
4)標準対応モールは、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、楽天市場(Rモール、ビッダーズ、livedoorデパート)
(オプションでEストア=ショップサーブ系自社サイトにも対応。)
5)ヤマト、佐川ほか各社送り状発行にも対応
6)自動バックアップ機能も搭載
その他、同梱機能、リピーター自動判別機能となっています。
また「速販」のトップページには「受注メールに頼らず、独自の技術で注文データを取得」と書いてあります。各モールの管理画面に自動ログインして情報を取得するようです。
(ここから、他のシステムでは、受注メール経由で注文データを取得する場合もある、
ということがわかります。)
次に注意すべき点ですが、調べてみたところ、この「速販」というソフトは、
出店・商品管理・受注管理用のソフトではあるのですが、
現状では「受注取込との連動、ECサイトの在庫数との連動は現在行っておりません。」
と書いてありました。。。(つまり手動でCSV管理のようです。)
がっかりですね。
そのかわりに、「速販」は、物流・在庫管理ASP『ロジザードプラス』と
連携できるそうです。(「速販」に「ロジザードコンポーネント」を追加すれば、
ロジザードプラス用のCSVファイルが簡単に作成できるとのこと。)
バーコードを使った業務管理に強いというロジザード。
月額5万5000円(サポート込み)だそうです。
「速販」は30点の商品に限り、試用期間無制限の体験版が用意されています。
CSV管理レベルで十分な方は試してみてください。